夏至に立つ
日時
2019年06月22日
場所
河原 江戸川区 東京
コメント
雨だったからみえたものは、髪からまっすぐに落ちる水の滴と、それに抗って天に伸びようとする身体の動きの対照的な美しさ。
水平に広がる水鏡に映る手が、鏡のなかと本物の身体で上下に離れていくようす。
そしていつもおもしろいなあと思うのは、4本足の動物が2本足のヒトに進化する瞬間。
足の置き方、力の入れ具合をいろいろに身体のなかで探って行きつ戻りつしながらも、あ、ここだ!という瞬間が必ず訪れて、そこからは潔くまっすぐ上にのぼってゆく。
水平に広がる水鏡に映る手が、鏡のなかと本物の身体で上下に離れていくようす。
そしていつもおもしろいなあと思うのは、4本足の動物が2本足のヒトに進化する瞬間。
足の置き方、力の入れ具合をいろいろに身体のなかで探って行きつ戻りつしながらも、あ、ここだ!という瞬間が必ず訪れて、そこからは潔くまっすぐ上にのぼってゆく。
開催日として満月と夏至を選ばれていますが、その事と、立ち上がる事=地球の重力に対してのアクションであるという事が、天体に対する行為として鮮明に感じられた事が印象的でした。我々は常に地球、そして月や太陽などの天体にアクションしている。その事をまた、強く感じさせられました。
最も気になったというか印象深い瞬間は、仰向け状態でも起立しきった状態でもなく、その中間の中腰の姿勢です。その移行状態の力強さ、立ち上がっているともしゃがんでいるとも形容のし難い姿勢、その時に、ここは天体の中間であり、その持続、物質・運動としてある時間の間持続しているものの一つとしての人間、というようなものを思い出されました。
最も気になったというか印象深い瞬間は、仰向け状態でも起立しきった状態でもなく、その中間の中腰の姿勢です。その移行状態の力強さ、立ち上がっているともしゃがんでいるとも形容のし難い姿勢、その時に、ここは天体の中間であり、その持続、物質・運動としてある時間の間持続しているものの一つとしての人間、というようなものを思い出されました。
正直映像で見るより一部始終を見つめていなかった気がする。
環境に気をとられていたというのもあったと思うけど、気が付いたら進んでる!という繰り返しでした。
最近の私のブームはベストセラーになった「嫌われる勇気」という本で扱っているアドラー心理学で、(これ、ベストセラーだと思ってバカにしてたけど、結構面白く、色々影響受けました)
この中に優越性の追求という考え方があって、要は人は誰に教えられた訳でもないのに寝た状態で生まれても立ち上がっていくように、常に今より向上することを潜在的に求めるものだ、みたいなことを言っているのね。
たかちゃんのやりたいことってそういうことの原点なのかなと。
そう、他人の子供って知らないうちに成長するけど、多分本人は瞬間瞬間すごく色々感じ取っているんだろうな、みたいな感じで。
うまく言えないんだけど。
大変だったと思うけど、雨は結構楽しかった。
あんな雨の中、好き好んで外にいるなんて20年ぶりくらいの感じで、若い時の楽しかった感覚を思い出したな~。
雨の強弱具合も交響曲みたいな展開でドラマティックだったね。
環境に気をとられていたというのもあったと思うけど、気が付いたら進んでる!という繰り返しでした。
最近の私のブームはベストセラーになった「嫌われる勇気」という本で扱っているアドラー心理学で、(これ、ベストセラーだと思ってバカにしてたけど、結構面白く、色々影響受けました)
この中に優越性の追求という考え方があって、要は人は誰に教えられた訳でもないのに寝た状態で生まれても立ち上がっていくように、常に今より向上することを潜在的に求めるものだ、みたいなことを言っているのね。
たかちゃんのやりたいことってそういうことの原点なのかなと。
そう、他人の子供って知らないうちに成長するけど、多分本人は瞬間瞬間すごく色々感じ取っているんだろうな、みたいな感じで。
うまく言えないんだけど。
大変だったと思うけど、雨は結構楽しかった。
あんな雨の中、好き好んで外にいるなんて20年ぶりくらいの感じで、若い時の楽しかった感覚を思い出したな~。
雨の強弱具合も交響曲みたいな展開でドラマティックだったね。
6/22 「夏至に立つ」、伊宝田 隆子さんの何十分もかけてゆっくり立ち上がる「立ちたさ」というパフォーマンスを見に、一年で一番陽の長い日に荒川河川敷へ。
予報では曇りだけどチラッと太陽も♪とおもってたら、始めチョロチョロ中どしゃ降りという野外パフォーマンスでは過酷なコンディションに。でも観てる側の無責任な感想としては、様々な表情の天気の中でゆっくりうつろう姿を見られて、それはそれでよいものでした。
…でも、でもね、折角なんだからお日様の下で見たかったよーーーーっ!(<ω>。)
予報では曇りだけどチラッと太陽も♪とおもってたら、始めチョロチョロ中どしゃ降りという野外パフォーマンスでは過酷なコンディションに。でも観てる側の無責任な感想としては、様々な表情の天気の中でゆっくりうつろう姿を見られて、それはそれでよいものでした。
…でも、でもね、折角なんだからお日様の下で見たかったよーーーーっ!(<ω>。)
北半球で最も昼が長くなる夏至の日。
自宅を出たときは雨も降っておらず、あわよくば少々の晴れ間も望めるかな?と期待して河原に向かう。
河原に到着した直後あたりがらポポポ、時折しとしと。
雨散歩は好きだし暑くなくていいんだけど、太陽ほしいんだ今日は。
すっと雲に隙間があくことを期待して開始。
さっきまで談笑していた立会人もそれぞれのポジションを探して散らばる。
じっと一か所で見守るもの、世話しなく動いて都度都度しっくりくる位置を探るもの。私は後者。
太陽不在、むしろ天からぱらつく水滴との対峙。
重くのしかかる雲の層との対峙。
私は初めての会場だったので、景観との対峙も楽しむ。
すでに立ちっぱなすスカイツリーとの対峙。
そして結界を楽しむ。
立会人が自然と隆子さんを囲む。その囲いは大きくなったり小さくなったり、形はいびつ。
河川敷には、ランナー、ライダー、通行人、何か練習中の人など色々な人が通りすがる。彼らと我々はごくごく近くに存在しても、明らかに異世界にいる。それがとても面白い。我々も隆子さんが垂直に向かうオーラを醸し出すまでは確かに彼らと同じ世界にいたのに。
そして立会人同士が同じ世界にいるかと言えばそうでもない。それぞれが各々に隆子さんと対峙している。
太陽~!!結局太陽は顔を覗かせず。
面白かった、でもぜひ太陽とつながる隆子さんが見たい!
夏至はまた訪れる。次の機会を気長に待ちましょうかね。
自宅を出たときは雨も降っておらず、あわよくば少々の晴れ間も望めるかな?と期待して河原に向かう。
河原に到着した直後あたりがらポポポ、時折しとしと。
雨散歩は好きだし暑くなくていいんだけど、太陽ほしいんだ今日は。
すっと雲に隙間があくことを期待して開始。
さっきまで談笑していた立会人もそれぞれのポジションを探して散らばる。
じっと一か所で見守るもの、世話しなく動いて都度都度しっくりくる位置を探るもの。私は後者。
太陽不在、むしろ天からぱらつく水滴との対峙。
重くのしかかる雲の層との対峙。
私は初めての会場だったので、景観との対峙も楽しむ。
すでに立ちっぱなすスカイツリーとの対峙。
そして結界を楽しむ。
立会人が自然と隆子さんを囲む。その囲いは大きくなったり小さくなったり、形はいびつ。
河川敷には、ランナー、ライダー、通行人、何か練習中の人など色々な人が通りすがる。彼らと我々はごくごく近くに存在しても、明らかに異世界にいる。それがとても面白い。我々も隆子さんが垂直に向かうオーラを醸し出すまでは確かに彼らと同じ世界にいたのに。
そして立会人同士が同じ世界にいるかと言えばそうでもない。それぞれが各々に隆子さんと対峙している。
太陽~!!結局太陽は顔を覗かせず。
面白かった、でもぜひ太陽とつながる隆子さんが見たい!
夏至はまた訪れる。次の機会を気長に待ちましょうかね。
夏至の昨日、荒川の河川敷で伊宝田隆子さんの「夏至に立つ」パフォーマンスへ。映画「小名木川物語」主演の隆子さんは、「身体の水平状態から垂直状態に立とうとする衝動を丁寧に追いながら立っていく行為」を「立ちたさ」と名付け、ライフワークに。昨日は日差しがあれば一年で一番短い影が見えたはずですが、あいにくの不安定なお天気。途中ザーザーぶりまでありましたが、40数分かけて見事に垂直に。写真は最初の仰向けの状態から既に欠けていますが、想像力で補っていただけましたら。来年はピーカンに違いない南の島でやる計画も? 隆子さん、すごいです。